JR側、伊豆箱根鉄道側どちらの準備も整い、いよいよ受け渡しの開始です。
伊豆箱根鉄道側では最終打ち合わせが行われていました。
奥には5000系とコデ165が待機中。
動くまで少し時間がありそうなのでコデ165を観察。
受け渡しが始まり、コデ165が一旦ホームを出て渡り線の分岐の向こう側まで進みます。
続いて5000系が機関車に推されて渡り線を越えます。
この渡り線には架線がないので、間にコキを挟んで受け渡すというなかなか強引なやり方です。
5000系の端が伊豆箱根鉄道側の架線のある箇所まで移動したところで、本線に出ていたコデ165を連結します。
コデ165の連結が終わると、コキと5000系との連結を解いて、JR側が先に引き上げていきました。
さて甲種はこのまま大雄山を目指すのではなく、一度渡り線の分岐の向こう側まで進み、推進でホームに入ります。
ポイントの転換が完了し、推進でホームに入ってくるところを一枚。
この一連の流れがあるため、営業列車が一部運休になってしまいます。
上2枚の写真はホームで発車を待つ11:12発の大雄山行きの車内から撮っています。
少し手間取ってしまったのか、受け渡し完了は11:12を過ぎていました。
このあとは大雄山線沿線で甲種を撮るべく、そのまま12分発の大雄山行きで小田原を離れました。
白昼に異社間受け渡しという貴重なものが見られて良かったです。